歯周病治療
歯周病とは歯を支えている歯ぐき(歯周組織)に炎症が起こり歯がぐらぐらしてくる病気です。 炎症が起きても痛い、腫れているといった自覚症状が全くない場合も多く、気がつくと手遅れになってしまうことも少なくありません。 歯周病の主な原因は歯ぐきの周りに付いている歯石とその中に潜む歯周病菌が原因で、これらをきれいに取り除くことが治療の第一歩です。また、日頃のブラッシングも歯周病治療には重要です。 当院では、日本臨床歯周病学会認定医の院長と日本歯周病学会認定歯科衛生士を中心とした歯科衛生士が治療を担当することで治療の成果をあげています。

治療の手順

歯周病の進行は部位によって異なります。
それぞれの部位がどの程度の歯周病なのか詳しく調べ、写真にて現状を記録します。
レントゲン、ポケット測定、細菌検査等
歯周病菌以外の原因を調べ、原因の除去を行います。
歯ブラシ指導、噛み合わせの調整、ぐらぐらしている歯の処置等
スケーリングと呼ばれる歯石取りが中心です。
スケーリングをすることでお口の中はすっきりし、口臭も少なくなります。
軽度の歯周病はこれで快方に向かいます。
歯周病が中度まで進行するとスケーリングだけでは治らなくなり
ルートプレーニングと呼ばれる歯ぐきの中のクリーニングが必要です。
歯ぐきの深いところをクリーニングする場合は麻酔をして痛みがないようにします。
ルートプレーニングでも歯周病が改善されない場合は、歯周外科手術に移行するか
定期検診の時期を通常よりも早めて経過を見ていくか判断します。
※およそ1~4か月毎