平成二十八年五月に、飯野がNPO日本歯周病学会の認定歯科衛生士資格を取得しました。
日本歯周病学会とは、歯周病を克服し自分の歯を一本でも多く残す事を目的に設立された、歯周病界では最も権威ある学会です。歯科衛生士として五年以上の臨床経験があり、定期的に学会へ参加し勉強している事、そして書類審査と口頭試問の試験に合格した者が、長期に渡り国民の健康管理に貢献できる歯科衛生士として認定資格を取得できます。
飯野から皆様へ
認定取得までの道のりは長く、揃える資料の多さに何度も諦めそうになりましたが、たくさんの方々に応援して頂き、合格を勝ち取る事ができました。本当にありがとうございました。これからは、この感謝を治療でお返ししたいと考えて
おります。認定の名に恥じぬよう勉強を続け、更なる技術と知識の向上で、皆様の健康へのお手伝いが出来るよう努めて参ります。
ムセ は口腔の機能や嚥下(飲み込み)の機能の低下以外にも、起こってしまうものです。嚥下の工程は五つの段階に分けられます。
先行期|目の前の食物を認識し、口に取り込むまでの第一段階。食物や飲み物の認知の低下や嚥下反射や咳反射が鈍くなってしまうとむせる。
準備期|食物を口に取り込み、飲み込み易い大きさにする第二段階。舌の動きが弱くなり、食物の塊を上手くまとめられなかったり、歯の欠損や義歯が合わない為に噛めない、口腔内乾燥などがあるとむせてしまう。
口腔期―準備期の食物の塊を、咽頭に送り込む第三段階。口腔内に食物が入ったまま動きが止まったり、舌麻痺で舌を動かせず送り込みが出来ない為むせる。
咽頭期―咽頭を通過した食物の塊を食道に押し込む、嚥下そのものの第四段階。口腔や咽頭の運動性が低下したり、呼吸機能が低下、さらに嚥下力が弱い為にむせる。ムセそのものはこの段階に起こる。
食道期―嚥下した食物の塊を食道の蠕動運動によって、胃まで送り込む第五段階。胃食道逆流で、胃の内容物が逆流する為に起こるむせ。ムセの原因はこのいずれかにあります。
少し遅くなりましたが、昨年よりスタッフの結婚・出産と続きましたので、皆様にご報告させて頂きます。
識名昨年末まで大きなお腹を抱えて
フルに働き、皆様にはご心配をおかけする事もあったかと思いますが、今年一月に無事女児を出産しました。秋には復帰を、と願っていますが、保育園が見
つからず、来春以降の復帰となりそうです。時 々子供と医院に遊びに来ます。
岩崎昨夏、結婚の準備の為に退職し、
入籍。今春式をあげました。六月十三日には三千㌘を超える元気な男児を出産し、暫くは主婦として過ごす予定です。
岩崎在職中は、誠に
ありがとうございまし
た。識名は子育てが落
ち着き次第復帰の予定
ですので、戻りました
際はまた、宜しくお願
い申し上げます。
(次号は十月です)